高たんぱくの食品

ささみプロテインサプリメントは不足しているたんぱく質を補充する方法の他に、普段の食事に高たんぱくの食物をとりいれることでも筋肉量を増やすことができます。
たんぱく質の含有率の高い食品には次のようなものがあります。高たんぱくの肉に共通しているのは脂肪分の少ない部位であるということです。
脂肪分が少ない肉を選ぶようにすることでプロテインの摂取量をふやし、摂取カロリーを抑えることができます。

肉類(100g中)
鴨・・・23.6g
鶏ささみ・・・23g
豚ヒレ肉・・・22g
鶏ムネ肉・・・22.3g
牛モモ肉・・・21.2g
加工肉(100g中)
ビーフジャーキー・・・54.8g
サラミ・・・25.4g
生ハム・・・24g
ローストビーフ・・・21.7g





吸収率を上げる食べ物とは

◎柿・柑橘類・ブロッコリー・苺

柿これらの食物に共通して多く含まれているのがビタミンCです。ビタミンCはたんぱく質を合成し、様々な細胞に作り変える役割をになっている栄養素です。
筋肉の生成の他に、関節部や腱、骨をスムーズに動かす役割のあるコラーゲンを生成する働きがあります。

◎マグロ・鶏むね肉・牛レバー・カツオ・ジャガイモ

これらの食物に共通して多くふくまれているのがビタミンB6です。
ビタミンB6はたんぱく質を分解し、体が吸収できるアミノ酸に変える役割があるため、サプリメントのプロテインにこのビタミンB6が配合されているのは吸収率をよくするためです。

◎ヨーグルト・発酵食品

ヨーグルトや発酵食品は腸のコンディションをととのえ、腸の吸収機能や老廃物の排出機能をアップさせることから、発酵食品を摂取することで筋肉の元となるアミノ酸の吸収率をあげ、筋トレなどによって発生した細胞中の不要な物質(活性酸素など)の排出率を高めることができます。
また、筋トレなどの激しい運動を行うと体の免疫細胞(NK細胞)の機能が一時的に下がると言われていますが、R1乳酸菌などを事前に摂取することで免疫細胞の機能を下げずに保つことができるという研究結果があり、運動前に乳酸菌を摂るという方法は多くのプロスポーツ選手にも取り入れられている方法の一つです。

◎酢

酢には肉のたんぱく質の分解を促進する働きがあります。酢と一緒に肉を摂取することで吸収率をあげることができます。(酢豚、肉団子の甘酢煮、鶏手羽の酢醤油煮etc..)