プロテインの飲み方
プロテインは摂りだめできない
プロテインは一食、または一日で吸収できる上限があるため、(※)一度に沢山摂取してもすべてを筋肉に変えるということはできません。
サプリメントのプロテインは吸収量の上限を超えることがないように用量が設定されているため、記載通りに摂取すれば無駄なく吸収できるということになります。
(※)一日で吸収できるプロテインの量の上限:体重×2(g)
吸収されやすいタイミングとは
トレーニング中にエネルギーが不足すると、体はタンパク質を分解してエネルギーに変換しようとして筋肉がへってしまうことがあります。トレーニングで筋肉を減らさないためにはトレーニング前にしっかりと炭水化物、タンパク質をとっておく必要があります。
◎ソイプロテイン・カゼインプロテイン・・・トレーニングの2時間ほどまえに摂取することでプロテインがアミノ酸に分解されるため、トレーニング中の吸収率がよくなります。
◎ホエイプロテイン・・・ホエイプロテインにははじめからアミノ酸が豊富に含まれていることから、即座に吸収される性質があるため、トレーニング中やトレーニング直後に摂取することですばやくプロテインを補充することができます。
水で飲む
水で飲むメリットはカロリーが抑えられるということと、飲み口が軽くなるということです。
トレーニング中に飲む場合や、食事とプラスして飲む場合などは水で溶かすタイプを選ぶことによって余分なカロリーをとることなくプロテインを補充することができます。水と相性のいいものとして〝アセロラ味〟〝グレープフルーツ味〟などがあります。
牛乳で飲む
牛乳には脂肪分やカルシウムなどのミネラルが含まれており、プロテインと合わせることで栄養素をさらに強化できるというメリットがあります。
水よりもボリューム感があり腹持ちがよいので、長時間かけてプロテインを吸収したい時や、置き換えダイエットに最適です。
牛乳と相性のいいものとして〝ココア味〟〝ヨーグルト味〟などがあります。
スポーツドリンクで飲む
スポーツドリンクは体に吸収されやすい成分に調整されているため、水分補給とあわせてプロテインを摂りたい際に最適です。
とくに〝ヨーグルト味〟との相性がよく、カロリーオフのスポーツドリンクなどと合わせることで水分補給とプロテイン補給を同時に効率よく行うことができます。
プロテインの効果
筋肉強化➀
トレーニングをすることによって一時的に弱る筋組織を早く回復させることができるのが〝ホエイプロテイン〟です。
ホエイプロテインはアミノ酸を多く含んでいることから吸収率がよく吸収速度が早いのが特徴で、トレーニング中やトレーニング直後に摂取することで筋肉が疲れにくくなり、筋肉の回復をはやくする効果があります。
筋肉強化②
筋トレなどを行う場合、重要なのが〝休息〟です。特に寝ている間には体がトレーニングによって弱った筋組織を適用(※)させようとし、筋組織の生成が活発に行われます。これを〝超回復〟といい、この間に持続性のあるプロテインを摂ることで効率的に筋繊維を生成することができます。
〝ソイプロテイン〟〝カゼインプロテイン〟は吸収に時間がかかることから、寝る前に摂取することで6~7時間かけてゆっくりと吸収され、〝超回復〟の糧になると考えられます。
※体が日常的な負荷に耐えられるように増強しようとする作用
ダイエット効果
ソイプロテインは消化・吸収に時間がかかるため空腹感を抑える効果が高く、置き換えダイエットをする人に向いています。
また、牛乳にとかして飲めば必要な栄養素をバランスよく摂取することができるため、からだに負担をかけることがなくダイエットすることができます。一食分を置き換える場合は昼か夜に置き換えるのが適当でしょう。
ちなみに、部分痩せの究極ダイエットはやっぱり医療の力・・・気になるものを見つけたので紹介します!
⇒クルスカこと、クールスカルプティング(脂肪を冷凍分解させる)ものです。正確にはダイエットではなく、部分的に脂肪をおとしスマート体系になれるものです。
美容効果
ソイプロテインはイソフラボンを豊富に含んでいるため、美肌・美髪の効果が高いプロテインです。
イソフラボンは女性ホルモンの〝エストロゲン〟と分子構造が似ていることから体内で女性ホルモンとして認識され、同じ作用をもたらします。
エストロゲンは肌細胞に働きコラーゲンの生成を促進したり、乳腺を刺激して乳房を大きくする作用などがあり、女性らしいからだを作るのに欠かせないホルモンです。
エストロゲンは30代をピークに徐々に分泌量が減るとされており、それによって起こるのが様々な老化現象ですが、イソフラボンはエストロゲンと同じ作用があることから、アンチエイジングに効果の高い成分とされています。
このため、ソイプロテインを日常的に摂取することで女性の美容に欠かせない成分を補充することができるというわけです。
生活習慣病を予防
高脂血症や動脈硬化、脳卒中などの予防には大豆タンパク(ソイプロテイン)を日常的に摂取するのが効果的です。
大豆タンパクは血中のコレステロールを吸着し、排出する働きがあるため、血液の質を改善して、冷え性や肩こりにも効果があるとされています。